それが記念日!

Complete text -- "飯田圭織、モーニング娘。卒業の前に思うこと"

29 January

飯田圭織、モーニング娘。卒業の前に思うこと

「娘。ドキュメント2005」をまとめて見ています。
何でいま見てるかというと、仕事が忙しかったのでリアルタイムで見れなかったからなんだけどね。

モーニング娘。デビューに至るまでのASAYAN、当時はまったく見ていなかったので、そこで何が起こっていたのか、全然知らなかった。

自分が初めてモーニング娘。を知ったのは「サマナイ」の頃。もう売れてからなんだよね。当時は“なんかシロウトっぽい女の子グループが簡単な踊りで歌ってるなぁ”くらいにしか思わなかったし、“こんなのだけどなんか流行ってるんだよな”程度だった。
だけど、いまあらためてモーニング娘。の歴史をまとめて見ていて思ったこと、それは“リアルタイムで見ていたらオレ、すっかりモーヲタになってただろうな”ってこと。
自分がモーニング娘。にハマっていったのは「恋レボ」のころからだったからね。長い間の下地がだんだん固まっていき、徐々に水面に出てきた感じでハマっていった。
“なんとなく矢口がいいなぁ”から始まってすっかりどっぷりハマっていった。

そのころはヲタですらなく、ただのファンだった。初めてサイリウムを使った。ライブに行くことがただ楽しかった。いまはちょっと違う見方、接し方になっちゃったけどね。（それが悪いことだとは思ってないよ。今は今でそれが素直な気持ちなのは間違いないから。）

自分にとって生で見る初めての卒コンはごっちんの卒コンだった。これは同時に2期タンポポの終焉でもあった。タンポポというユニットはホントに大好きだった。矢口が好きだったってこともあるけど、タンポポの歌が好きだった。横浜アリーナにたんぽぽを咲かせよう。そんな話を聞いたとき“どれだけの人が賛同するんだろう？”半信半疑だった。“大好きだったタンポポへの感謝の気持ちを表したい”そう思って高輝度イエローのサイリウムを買いに行った。“えっ!? 売り切れ?”焦った。何軒か回ってやっと発見。念のためにと余分に買った。案の定買えなかったという友人にゆずった。そしてライブが始まり、その時は来た。

ポキリと折ると同時にすごく明るい光を放つサイリウム。“さすが高輝度だな”と思いながら顔をあげると、、、。
鳥肌が立った。“すげえ！　なんだコレ！！”横浜アリーナの座席一面に広がったたんぽぽ畑。一瞬言葉を失った。
タンポポが出てきた。ステージに出てきた途端、彼女たちの足が止まった。彼女たちの驚きの表情が、感動がスクリーンに映し出される。
涙が溢れて止まらなかった。大失恋したときと同じくらい嗚咽して泣いた。

いまDVDを見返したんだけど、この編集は酷いな。その瞬間の表情が捉えられていないし、タンポポが出てくるまでの大事な“間”をカットしちゃってる（気がする）。もしかして時間が経って記憶が美化されちゃってるのかもしれないけどね。でも、これはダメだ。

あれから２年半。テレビで飯田圭織がそのときのことを語っている。それを聞いたらまた泣けてきた。
飯田圭織の卒業。最後のオリジナルメンバーの卒業。それはモーニング娘。にとって本当に大きなこと、歴史の区切りなのだと思う。そんなことは分かり切ったことなのかもしれないけど、飯田圭織の卒業に関してそれほど関心を持っていなかった自分が、まさかこんな気持ちでその日を迎えるとは思わなかった。
飯田圭織の卒コンがどうなるのか、明日になってみないと、そしてホントのラスト公演になってみないとどうなるのかなんてわからないけど、心して臨みたいと思う。

酒が進むな。

03:58:27 | megumi0303 | | TrackBacks

Comments

転売公務員＠うさみみ wrote:

　いまさらながら、本文見ただけで泣けてきました

　アリーナＦ後方から見えた景色は、この世のものとは思えませんでした。

　一番近い感覚で言えば、劇場版「風の谷のナウシカ」の、オームの触手で作った金色の絨毯（わかるかなぁ）みたいな感覚。とにかく現実世界の光景とは思えませんでした。

　そんな圭織も卒業し、ソロ歌手としての道を歩き始めました。
　興味を持ってくださったのなら、メロンの現場と被らない程度でいいので、応援をよろしくお願いします。
・・・禿しく場違いなコメントUzeee(ry

03/01/05 01:29:16